火星
火星は地球のすぐ外を公転しています。約2年2ヶ月毎に地球に接近しますが、15〜17年に1度やぎ座〜みずがめ座で最接近する時は、特に大接近と呼んでいます。火星の公転軌道はかなり偏った楕円で、同じ接近でも大接近と小接近では明るさに大きな差が認められるのです。火星のこのような挙動をケプラーは見事に説明し、それまでの天動説に代わって地動説が定説となりました。
直径は地球の約半分でフォボス、ダイモスという非常に小さい2つの衛星を持っています。南極、北極にはドライアイスでできた白い地形があり極冠と呼んでいます。火山や峡谷等、地球に似たような地形があり、かつては水が存在していた可能性がささやかれています。
重力は地球に比べて小さいので、巨大隕石が衝突すると宇宙空間に火星の岩石が放出されることがあります。南極で見つかった隕石に生物の痕跡と考えられる証拠が見つかり、これが火星から飛来してきたものであったため大ニュースとなりました。
かつては模様の検出すら難しかった火星も、現在ではHSTや探査衛星、マーズパスファインダー等により、気象観測や地質・環境調査まで可能となりました。
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